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トスカニーニ 大指揮者の生涯とその時代《叢書・20世紀の芸術と文学》

音楽と音楽界を革新した先駆者として描く評伝‼

交響楽団と歌劇場の現在のシステムも、ラジオとテレビのコンサート中継も
すべてこの大指揮者から始まった。
大指揮者トスカニーニを「その時代」のなかで描く本格評伝。

著者 山田 治生 著
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出版年月日 2009/11/19
ISBN 9784871985666
判型・ページ数 A5判・310ページ
定価 3080円(税込)
在庫 在庫あり
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内容説明

音楽と音楽界を革新した先駆者として描く評伝‼

交響楽団と歌劇場の現在のシステムも、ラジオとテレビのコンサート中継も
すべてこの大指揮者から始まった。
大指揮者トスカニーニを「その時代」のなかで描く本格評伝。

マーラー、フルトヴェングラー、ストコフスキー、ワルター、ヴェルディ、カタラーニ、ボーイト、プッチー二……大音楽家たちとライバルであり、友人だったトスカニーニの音楽家人生とは?
イタリア独立戦争からムッソリーニやヒトラーの登場、そして戦争……この時代を彼はどうやって生きたのか?
ラジオ、テレビ、レコードなどの新メディア・新技術と、どう関わり、どのような影響を与えたのか?
日本ではあまり知られていない、イタリアの地方歌劇場や、南米の歌劇場の当時の実情とは?
これらを背景にして生まれた、トスカニーニの音楽を考察。

《目次》
はじめに

第一章 誕生からデビュー前夜まで
    パルマ、1867~1886年

第二章 新進気鋭のマエストロ
    イタリア巡業 1886~1895年

第三章 初めましての「音楽監督」
    トリノ、1895-1898

第四章 スカラ座の音楽監督
    ミラノ、1898-1903

第五章 再びフリー、再びスカラ座
    南米、イタリア、1903-1908

第六章 マーラーとの時代
    ニューヨーク、1908-1911

第七章 メトロポリタン歌劇場離任と長い間奏曲
    ニューヨーク、ミラノ、1911-1920

第八章 三度目のスカラ座
    ミラノ、1921-1926

第九章 ニューヨーク・フィルとの時代
    ニューヨーク、1926-1929

第十章 ニューヨーク・フィルとの時代
    ニューヨーク、1929-1936

第十一章 第二次大戦前の暗雲
     ミラノ、バイロイト、ザルツブルク、1926-1938

第十二章 NBC交響楽団との時代(一)
     ニューヨーク、1937-1945

第十三章 NBC交響楽団との時代(二)
     ミラノ、ニューヨーク、1946-1950

第十四章 NBC交響楽団との時代(三)
     ニューヨーク、1950-1957

終章 トスカニーニ私論
 
あとがき

資料編

《著者略歴》
山田 治生(ヤマダ ハルオ)
音楽評論家。1964年、京都市生まれ。1987年、慶応義塾大学経済学部卒業。「音楽の友」、「CDジャーナル」などの雑誌で、演奏会評、CD評、インタビュー記事などを執筆。

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