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戦後復興と地域社会—千葉県政と社会運動の展開

地域社会は政治に対してどう関わったのか。戦後復興期の千葉県政と社会運動のダイナミックな展開を、資料を元に丹念に辿る。

著者 池田 宏樹 著
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出版年月日 2019/09/26
ISBN 9784865980714
判型・ページ数 A5判・420ページ
定価 本体4500円+税
在庫 在庫あり
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内容説明

終戦直後の食糧危機にはじまり、医療、教育、労働、住宅など、生活の多様な分野で向上が叫ばれ改善された戦後復興期。また米軍基地や公営ギャンブル誘致への反対運動や、工業開発では農業・漁業への被害など様々な問題が生じた。このような中、地域社会は政治に対してどう関わったのか。戦後復興期の千葉県政と社会運動のダイナミックな展開を、資料を元に丹念に辿る。
戦後復興期から70年以上経ち一部の政治家による「戦後の総決算」が主張される今、先人たちが築き上げた歴史を今一度思い起して欲しい。

《目次》
序章 公選知事による戦後復興と地域開発
第1章 官選知事最後の県政と起ち上がる諸階層
  民主政治への模索/食糧危機の中で/廃墟から起ち上がる諸階層
第2章 初代公選知事川口県政と社会矛盾
  憲法制定と冷戦開始の矛盾の中で/デフレ経済の深まり/
  激化する社会矛盾
第3章 冷戦激化の中の柴田「民主」県政と社会運動の諸相
  「民主」県政誕生と「逆コース」の出現/工業化の土台形成/
  農漁業の新動向/社会運動の諸相
第4章 農工両全模索県政と社会運動の高揚
  二期目の柴田県政展開/京葉工業地帯の造成のために/
  工業開発の狭間で/社会運動の高揚
第5章 柴田自民党県政と社会運動の広がり
  柴田自民党県政の展開/京葉工業化政策の推進とその隘路/
  社会運動の広がり
終章 地域開発に果した柴田県政の役割と社会運動の様相
  あとがき/付・県庁首脳部一覧/略年表/索引

《著者略歴》
池田 宏樹(イケダ ヒロキ)
東京都生まれ。千葉大学文理学部卒。千葉県公立高校教員、千葉経済短期大学商経科助教授、千葉経済大学短期大学部教授、定年退職、同大学短期大学部名誉教。利根川文化研究会評議員。 主な著書に『大正・昭和期の地方政治と社会―千葉県政の展開と社会運動の諸相』(彩流社)、『近代房総の社会経済と政治』(彩流社)、『日本の近代化と地域社会―房総の近代―』(国書刊行会)、『近世日本の大地主形成研究』(国書刊行会)、『戦争と地方政治―戦中期の千葉県政』(アルファベータブックス)

株式会社アルファベータブックス