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函館 歌と文学の生まれる街—その系譜と精神風土

歌謡曲に多く歌われ、多くの多彩な作家を輩出した街、函館。本書ではその代表的な歌謡曲や文学の魅力をあますところなく紹介する。

著者 吉岡 栄一 著
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出版年月日 2020/03/24
ISBN 9784865980776
判型・ページ数 A5判・320ページ
定価 2750円(税込)
在庫 在庫あり
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内容説明

函館慕情…不思議な魅力を秘めた精神風土から生まれた人と作品―「函館の女」北島三郎、GLAY、小説の魔術師久生十蘭、亀井勝一郎、映像で甦る佐藤泰志、辻仁成、警察小説の今野敏…函館は、歌謡曲に多く歌われ、そして多くの多彩な作家を輩出した街である。本書ではその代表的な歌謡曲や文学の魅力をあますところなく紹介する。

「函館をはじめ北国を歌った歌謡曲はたくさんあるが、のちに北原ミレイが歌った『石狩挽歌』は、とりわけ船頭として行った鰊漁場で船が転覆して不慮の死をとげた父の記憶と強く結びつき、こころ揺さぶられるものがあった。」(「まえがき」より)

《目次》
第1章 函館慕情 ― 『津軽海峡・冬景色』『石狩挽歌』『函館の女』
第2章 川内康範、GLAY、『函館ハーバーセンチメント』、『北の旅人』
第3章 函館と森町 ― 石川啄木と李恢成『加耶子のために』
第4章 海外放浪文学の先駆者 ― 長谷川海太郎(谷譲次・牧逸馬・林不忘)の軌跡 
第5章 「小説の魔術師」と『新青年』の編集長 ― 久生十蘭と水谷準
第6章 望郷の文学者 ― 亀井勝一郎と「函館八景」
第7章 シベリアと満州を生きる ― 長谷川四郎の生き方
第8章 格差社会の暗部を照らす ― 映像で甦る作家・佐藤泰志
第9章 トポスとしての函館 ― 辻仁成の作品
第10章 エンターテイメント系の作家 ― 谷村志穂、宇江佐真理、今野敏

《著者略歴》
吉岡 栄一(ヨシオカ エイイチ)
1950年、北海道生まれ。法政大学大学院英文学専攻博士課程満期退学。トルーマン州立大学大学院留学。東京情報大学名誉教授。日本コンラッド協会顧問。日本オーウェル協会元会員。『マーク・トウェイン コレクション全20巻』(彩流社)を責任編集。著書に『ジョージ・オーウェルと現代』、『村上春樹とイギリス―ハルキ、オーウェル、コンラッド』、『青野聰論―海外放浪と帰還者の文学』、『文芸時評―現状と本当は恐いその歴史』(以上、彩流社)、『亡命者ジョウゼフ・コンラッドの世界』(南雲堂フェニックス)、『単独者のつぶやき 書評と紀行』(鼎書房)、共著に『文学の万華鏡―英米文学とその周辺』(れんが書房新社)、『英米文学にみる仮想と現実』(彩流社)、『亡霊のイギリス文学 豊饒なる空間』(国文社)、『オーウェル―20世紀を超えて』(音羽書房鶴見書店)、『イギリス文化事典』(丸善出版)、『英語の探検』(南雲堂フェニックス)、共訳に『オーウェル入門』、『気の向くままに 同時代批評1943-1947』(以上、彩流社)、『思い出のオーウェル』(晶文社)、『開高健の文学世界』(アルファベータブックス)など。

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