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《トゥーランドット》と《妖精》—プッチーニの遺作とワーグナーの処女作

“トゥーランドット”や“妖精”の背景を理解する上でも、これらの物語を知っておくことは有意義であると考え、日本ではまだ紹介されていないことから、訳出してみることにした。これらの物語の紹介とあわせて、オペラと原作との簡単な比較考察も試みた。

著者 最上 英明 著
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出版年月日 2009/09/10
ISBN 9784871985642
判型・ページ数 四六判・197ページ
定価 1760円(税込)
在庫 在庫あり
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内容説明

“トゥーランドット”はゴッツィの『トゥーランドット』、“妖精”はゴッツィの『蛇女』という劇をそれぞれ原作としている。ゴッツィはこれらの劇を作るにあたり、ペティ・ド・ラ・クロワ(一六五三~一七一三)の『千一日物語』に含まれている物語を参考にした。『トゥーランドット』は「カラフ王子とシナの王女の物語」、『蛇女』は「ルスヴァンシャド王とシェーリスタニ王女の物語」である。プッチーニとワーグナーのオペラの原作の劇の下敷きとなった作品が同じ物語集に入っているというのも、興味深い事実である。“トゥーランドット”や“妖精”の背景を理解する上でも、これらの物語を知っておくことは有意義であると考え、日本ではまだ紹介されていないことから、訳出してみることにした。これらの物語の紹介とあわせて、オペラと原作との簡単な比較考察も試みた。

《著者略歴》
最上 英明(モガミ ヒデアキ)
1959年、仙台市生まれ。北海道大学大学院文学研究科でドイツ語学を専攻。現在、香川大学教授。ドイツ語、オペラに関する授業を担当。ワーグナーやR.シュトラウスのオペラ、20世紀前半のドイツの音楽や芸術、フルトヴェングラー時代からカラヤン時代にかけてのベルリン・フィルの演奏や歴史に詳しい。

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