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沈黙する教室—1956年東ドイツー自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語

東ドイツのある高校の一クラス全員が反革命分子と見なされ退学処分に! そして若者たちは西ドイツを目指して国境を越える……。

著者 ディートリッヒ・ガルスカ 著 大川 珠季 翻訳
ジャンル
出版年月日 2019/05/15
ISBN 9784865980646
判型・ページ数 四六判・420ページ
定価 本体2500円+税
在庫 在庫あり
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内容説明

映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』原作! 2019年5月全国ロードショー!
監督:ラース・クラウメ(『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』)
5/17(金)全国ロードショー!!
配給:アルバトロス・フィルム/クロックワークス
公式サイト:http://bokutachi-kibou-movie.com/

東西冷戦下の東ドイツのある高校の一クラス全員が反革命分子と見なされ退学処分に! 行き場も、将来の進学も、未来をも見失った若者たちは、自由の国、西ドイツを目指して国境を越える……。
映画化されたノンフィクション作品の翻訳!!

1956年秋、東ドイツの小さな町シュトルコーの高校でその“事件”は起こった。「西側のラジオがハンガリー動乱の犠牲者にむけた黙祷を呼びかけてるぞ!」級友の言葉に応えたクラスの全員が授業中に5 分間の沈黙を敢行。ソ連支配下の社会主義国家・東ドイツにおいて、それは“国家への叛逆”と見なされる行為だった。彼らの連帯はのちに学校と両親を巻き込み、次の“叛逆行為”を引き起こす!

本書では、映画では描かれなかった、彼らの亡命後の西ドイツでの出来事から、40年後の同窓会での再会までが書かれています!

《著者・翻訳者略歴》
ディートリッヒ・ガルスカ(Dietrich Garstka)
1939年生まれ。ケルン、ボーフムでドイツ文学、社会学、地理学を学ぶ。ギムナジウム教師を経て、後はエッセンの市民学校で文化と芸術分野の講師をしていた。2018年2月28日に本書を原作とした映画『僕たちは希望という名の列車に乗った(Das chweigende Klassenzimmer)』のワールド・プレミアがベルリン映画祭で行われたが、その2ヶ月後の4月18日に病没。

大川珠季(オオカワ・タマキ)
1986年生まれ。日本大学芸術学研究科舞台芸術専攻博士前期課程修了。修士論文「一人称告白体小説の上演テキスト化~太宰治『駈込み訴へ』の解体と再構築~」(湯川制賞)。上演された翻訳戯曲に「母語- マメローシュン-」(マリアンナ・ザルツマン作)、「群盗」(フリードリッヒ・フォン・シラー作,Amazon Kindle)などがある。

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