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ビートルズ《叢書・20世紀の芸術と文学》

自分たちの可能性だけを信じて、ポピュラー・ミュージックの世界を根底から覆し、そのヴァラエティの広さと革新性において、驚嘆すべき珠玉の楽曲の数々を生み出した、リヴァプール出身の四人のミュージシャン。彼らのその破格の成長の軌跡を追う。

著者 アラン・コズィン 著 角松 天 訳
ジャンル
出版年月日 2001/03/31
ISBN 9784871984775
判型・ページ数 A5判・240ページ
定価 2640円(税込)
在庫 在庫あり
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内容説明

自分たちの可能性だけを信じて、ポピュラー・ミュージックの世界を根底から覆し、そのヴァラエティの広さと革新性において、驚嘆すべき珠玉の楽曲の数々を生み出した、リヴァプール出身の四人のミュージシャン。彼らのその破格の成長の軌跡を追ったのが本書である。本書ではビートルズの音楽について、彼らが公式に発表したレコードばかりでなく未発表の作業テープにも言及しつつ議論が展開される。それらの貴重な音源は彼らの曲作りのプロセスを明らかにし、グループにとって大きな転換点となったいくつかのレコーディングがスタジオにおいてどのようにして誕生したのか、その様子を垣間見せてくれるだろう。本書は、グループの多様な変遷をたどりながら、1960年代のポピュラー・カルチャーの勃興を背景にして考察を試みるものである。

《目次》
第1章 クォーリー・メンからビートルズへ―1957‐61
第2章 リヴァプールのダンスホール―1961‐62
第3章 英国のビートルマニア―1963
第4章 ビートルズ、アメリカを征服―1964
第5章 ハード・デイズ・フォー・セール―1964
第6章 ヘルプ!とラバー・ソウル―1965
第7章 サージェント・ペパーに向かって―1966‐67
第8章 ミステリー・ツアーと不協和音―1967‐68
第9章 最後の年―1969

《著者略歴》
アラン・コズィン
1977年以来『New York Times』紙の音楽批評記者を務める傍ら、『High Fidelity』など世界各国の音楽・アート関係の雑誌に寄稿している。

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