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今だから! 植木等 “東宝クレージー映画”と“クレージー・ソング”の黄金時代
今だからこそ見たい! 聴きたい! 植木等の映画と歌
映画、歌、発言、人間から多面的に解き明かす〈植木等の真実〉
貴重な東宝カラー・スチール、ご家族提供による秘蔵写真 多数掲載。
植木等研究本の決定版!
著者 | 高田 雅彦 |
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ジャンル | |
出版年月日 | 2022/01/21 |
ISBN | 9784865980950 |
判型・ページ数 | A5判・416ページ+巻頭カラー口絵8ページ |
定価 | 3520円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
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内容説明
今だからこそ見たい! 聴きたい! 植木等の映画と歌
映画、歌、発言、人間から多面的に解き明かす〈植木等の真実〉
貴重な東宝カラー・スチール、ご家族提供による秘蔵写真 多数掲載。
植木等研究本の決定版!
【本書の内容】
①クレージー世代の筆者が“東宝クレージー映画”の代表作と“クレージー・ソング”を語り尽くす!
②『ニッポン無責任時代』の主人公・平均(たいらひとし)にはモデルがいた! その意外な人物とは?
③初めて聞く!『 クレージー黄金作戦』ラスベガス・ロケに参加したスタッフによる現地レポート
④植木等が残した言葉から、〈無責任男の呪縛〉を吹っ切った時期を読み解く。
⑤“最初の付き人兼運転手”小松政夫さんに聞く、植木等と過ごした三年十か月。「 やっぱり植木等は、特別です……」(小松政夫)
⑥“最後の付き人”藤元康史氏が語る晩年の植木等。〈 植木等に国民栄誉賞が与えられなかった、その本当の理由〉とは?
⑦植木等が出演した8ミリ自主映画と教育映画があった!――幻の作品『刑事あいうえ音頭』と『おんぷ』を徹底紹介
⑧バック・ミュージシャンを務めた斎藤誠が、音楽家としての植木等を語る!
★「本の雑誌」(8月号)、「夕刊フジ」(6/18付)、「レコードコレクターズ」(5月号)、「北海道新聞」(3/13付)、「朝日新聞」(2/19付)、「西日本新聞」(4/9付)にて、『今だから! 植木等』が紹介されました!!
「植木等が大好きだ。彼の歌を脳内で流すと、なんだか元気がわいてくる。これは、新型コロナウイルスによる閉塞状況をそんな植木氏の魅力でブワーッと吹き飛ばそうと書かれた本である」(「本の雑誌」(8月号)《読者アンケート 私の上半期ベスト1!》より)
「筆者選りすぐりの映画7本から、時代背景や劇中歌を解説しながら、色あせないその魅力と秘密を分析している」(「夕刊フジ」6/18付より)
「令和になり時代の闇が深まる中、昭和をブワーッと明るく照らした大スターの本が出た。人気グループ「ハナ肇とクレージーキャッツ」の故・植木等について“植木チルドレン”の著者が関係者の話も交え、主演映画や音楽的な魅力を熱く解説した。」(「北海道新聞」3/13付、「西日本新聞」4/9付より)
「筋金入りの植木ファンが、現在の「閉塞状況を吹き飛ばす」べく書いた一冊。」(「読売新聞」2/19付より)
「植木の歌声や演技にみなぎる元気と楽観は、庶民が時代の荒波を乗り越える助けになる、と教えてくれる一冊でもある。」(「レコードコレクターズ」5月号より)
《著者略歴》
高田 雅彦(タカダ マサヒコ)
『七人の侍』と『ゴジラ』公開の翌年、1955 年1月、山形市生まれ。実家が東宝の封切館「山形宝塚劇場」の株主だったことから、幼少時より東宝映画に親しむ。黒澤映画、クレージー映画には特に熱中。以来、成城学園に勤務しながら、東宝映画研究をライフワークとする。現在は、成城近辺の「ロケ地巡りツアー」講師と映画講座、映画文筆を中心に活動。
著書に、『成城映画散歩――あの名画も、この傑作も、みな東宝映画誕生の地・成城で撮られた』、『三船敏郎、この10 本――黒澤映画だけではない、世界のミフネ』(以上、白桃書房)、『七人の侍 ロケ地の謎を探る』(アルファベータブックス)、共著に『山の手「成城」の社会史』(青弓社)がある。