ラインナップ
日常という名の海で 淡路島物語
父と子、母との葛藤、故郷の人々…俳優笹野高史、沖縄の女との出会いと別れを詩情豊かに綴る自伝的記録!
著者 | 菅 耕一郎 著 |
---|---|
ジャンル | |
出版年月日 | 2017/05/10 |
ISBN | 9784865980332 |
判型・ページ数 | 四六判・250ページ |
定価 | 1980円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
ネット書店 |
内容説明
「私は十八で島を出てから東京、パリ、東京、そして再び淡路島へ帰ってきた…。」父と子、母との葛藤、故郷の人々…俳優笹野高史、沖縄の女との出会いと別れを詩情豊かに綴る自伝的記録!
《目次》
第一章 黄金時代――父の死とホトトギス
第二章 淡路島――子供の四季暦
第三章 ぶとう酒色の海――「幸福は心に長く留まらない」
第四章 恋愛論――蝉時雨と前衛としての芭蕉
第五章 父と子――海のような日常と父の虚無
第六章 反抗期――「無より悲しみのほうがいい」
第七章 素朴さと軽やかさと――首里の娘
第八章 「ユリシーズ」――政治の季節に何を見たか
第九章 「マタイ受難曲」――クラシックとパウル・クレイ
第十章 明るい部屋――レスボス島の女と小さな男
第十一章 シュールレアリスム――安部公房と三島由紀夫
第十二章 美しい嘘――音楽の音と芝居
《著者略歴》
菅 耕一郎(カン コウイチロウ)
1949年淡路島生まれ。1972年早稲田大学第二文学部卒。 ≪著書≫ 詩集:「偽詩人」詩集「偽詩人Ⅱ」「左手で書かれた詩集」散文詩「善と悪の闘い」「きげきてきな夏」 写真集:『写真集 陽気な骨―旅の記憶 1978~1992』『写真集 菅氏の喜び―1992~96年』(いずれも彩流社)