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【新増補版】少女マンガ ジェンダー表象論 〈男装の少女〉の造形とアイデンティティ
ロングセラー!〈男装の少女〉を切り口にした卓抜な現代少女マンガ論の新増補版!〈第3回女性史学賞受賞作品〉図版多数!
著者 | 押山 美知子 著 |
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ジャンル | |
出版年月日 | 2018/01/29 |
ISBN | 9784865980509 |
判型・ページ数 | A5判・335ページ |
定価 | 2750円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
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内容説明
ロングセラー!〈男装の少女〉を切り口にした卓抜な現代少女マンガ論の新増補版!―〈第3回女性史学賞受賞作品〉(旧版は彩流社から刊行)
手塚治虫の『リボンの騎士』から池田理代子の『ベルサイユのばら』…オスカル以降の〈男装の少女〉『少女革命ウテナ』…、ゼロ年代の〈男装の少女〉『桜蘭高校ホスト部』…。新増補として電子版『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士』(集英社ホームコミックス)を取り上げ、〈男装の少女〉サファイアの表象の変容について論じる。図版多数!
《目次》
主な目次――――
第 1 章〈 男装の少女〉キャラクターの出発点
—— 手塚治虫『リボンの騎士』
第 2 章「 傍流」としての〈男装の少女〉
—— 水野英子『銀の花びら』
第3 章 〈男装の少女〉の成長
—— 池田理代子『ベルサイユのばら』
第 4 章〈 男装の少女〉の反復と再構築
——オスカル以降の〈男装の少女〉
補 章〈 男装の少女〉その後
——ゼロ年代の〈男装の少女〉
新補章〈男装の少女〉その後 二
――『 リボンの騎士』再び
( 『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士』考)
《著者略歴》
押山 美知子(オシヤマ ミチコ)
1998 年 東京女子大学文理学部日本文学科卒業。2001 年 専修大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。2006 年 専修大学大学院文学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了。2014 ~ 2016 年度 専修大学文学部助教。2022 年度~ 愛知淑徳大学創造表現学部創作表現専攻助教。
著書に『少女マンガ ジェンダー表象論―〈男装の少女〉の造形とアイデンティティ』(彩流社、第3 回女性史学賞受賞)、「マンガ、アニメ、コスプレ―揺らぐ性別分化の現状と課題」(『ムーブ叢書 ジェンダー白書8 ポップカルチャーとジェンダー』共著、明石書店)、「『宝塚は女の天下!』―戦前の『歌劇』掲載マンガに見る女性像」(茨木正治編『マンガジャンル・スタディーズ』共著、臨川書店)ほか。ユーリア・マゲラ編著『日露漫画論第2 号』に「ベルサイユのばらと〈男装の少女〉オスカル」(『少女マンガジェンダー表象論』第三章第二節のロシア語訳)が再録。