ラインナップ
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ラ・セレスティーナ―カリストとメリベアの悲喜劇
『ドン・キホーテ』と並び評され、近代文学に多大な影響を与えた、サラマンカの若き貴族と令嬢、悪魔の老女との悲劇を描く15世紀の対話小説の傑作。
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新モラエス案内—もうひとりのラフカディオ・ハーン
日本文学者のモラエス観、モラエスをめぐる女性たち、俳句などの新たな研究!
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東海道五十一駅
大阪の大学の教員時代、電車に乗れなくなる神経症を描いた中編(『東海道五十一駅』)。どこまでが作者の実体験か、すべてフィクションなのか。現代の「性」がここに(『ロクシィの魔』)。禁煙ファシズムの行く末を描く、近未来小説(『あなたの肺気腫を悪化させます』)。
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小谷野敦のカスタマーレビュー
小説、映画、評論、エッセイ、学術書について某巨大ネット書店のレビューに実名で書いた、酷評と賛辞、735本。
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遊君姫君—待賢門院と白河院
大河ドラマ「平清盛」の時代、王家の権力闘争と、禁じられた性愛の官能美を、冷徹な筆致で描く王朝絵巻。史料を基に考証を重ねた渾身の歴史小説。
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背徳の方程式―MとSの磁力
バブル経済に浮かれる時代の外務省キャリアの一家を主人公に、サディズムとマゾヒズム、価値の変換、両極の同位性を追求した傑作。遺品から発見された、未発表原稿。「主観的な真実」を信じ抜いた作家の原点。